心温まるシリーズ
2022/05/05 20:09
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
只次郎とお妙に引き取られたお花。かつて実母に虐待されていて人の顔色を窺ったり気に入られようと空回りしてしまう様が何とも切ないです。以前出入りしていた熊吉が立派に働いていたり、若い人達の成長ぶりと相変わらずの美味しそうな料理に心が温かくなりました。
只二郎とお妙夫婦と養女お花
2022/11/07 00:29
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
お妙に気を使う養女お花が、仕事を習いたがって……。そして、逆にお花を大切に思うからこそ、無理に居酒屋の仕事を押し付けたくないお妙……。これって……養親と養女とだから生じる関係性なんですね。
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫婦になった只次郎とお妙、そして養子になったお花。そんなお花には悩みがあった。只次郎とお妙の役に立ちたいと思うが、何をしたらいいのかがわからない。妙の役にたとうと料理を教えて欲しいというが、いつもはぐらかされる。花は親に捨てられた原因が自分にあると考えていたのだ。だから捨てられないように気を利かしていたのであった。
一方、以前にぜんやのお手伝いをしていた熊吉が薬種問屋「俵屋」の手代になっていた。熊吉も年嵩の連中や、同期の仲間から疎んじられ孤立していた。そんな熊吉もついついぜんやに足が向く。
お花と熊吉がどのようにこの問題を通して成長していくのか、また妙が花に料理を教えないのは何故か。
登場人物も増え、内容も面白くなっています。次作の展開が楽しみです。
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一気に読んでしまいました。
お花ちゃんの気持ちがよくわかる。自信が持てないんですよね。
お花ちゃんと熊吉くんがどう成長していくか、とても楽しみです(^-^)
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養い子のお花は、引き取ってくれたお妙と只次郎の
役に立ちたいと願う。一方、かつてお妙と只次郎の
世話になった薬問屋の小僧・熊吉は手代へと
昇進していて…。若い2人の成長を瑞々しく描く
人情時代小説。
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居酒屋ぜんやシリーズ、あっという間の10巻。
装いも新たな「花暦 居酒屋ぜんや」、第1巻「すみれ飴」。
今回はお花と熊吉が主役でお妙と只次郎は後見人役なのか、美味しい料理は相変わらず、一気に読み終えてしまった。
坂井希久子さん、他の女流作家に較べても適度な湿り気が感じられてリアリティーを醸し出している感があり、好みの作家です。
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お花と熊吉、主人公が代替わりしました!悩むお花の内面が描かれているけど、昔はお妙さんもかなりの心の傷を抱えていたわけで、お勝さんが二人は似ていると言っていたけど、お花も少しずつ幸せになっていいんだと思えるようになってほしい。続きが楽しみです。
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居酒屋ぜんやの新シリーズ。
お妙さんと只治郎の養い子となったお花、俵屋の熊吉も成長し、世代交代の様な感はあるが、お妙さんのお料理は相変わらず美味しそう。
最後の鰻料理には涎が出そう。
お花の気持ちが本当に解れるのはまだ先かもしれないが、中良い3人の生活に心温まる。
鶯指南はどうなる?
俵屋の熊吉は上手く乗り越えられるのか?
次回が待ち遠しい。
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待望の居酒屋ぜんやシリーズの続編!
飯テロは相変わらず!!
若い二人が主人公。熊吉が立派になって、親目線でしみじみ。
今後の二人の活躍に期待が高まる!
次回も楽しみ!
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時代小説ならではの人情もの。
お花ちゃんの心の葛藤や、不器用なところなど、少しづつほどけていくといいなぁと、温かく見守りたくなります。
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坂井希久子さんの「居酒屋ぜんやシリーズ」が「花暦 居酒屋ぜんやシリーズ」として新装開店とのこと。「すみれ飴」、2021.10発行、菫(すみれ)の香、酒の薬、枸杞(くこ)の葉、烏柄杓(からすびしゃく)、夏土用の5話。お妙と只次郎は夫婦になって5年、鼻のよく利くお花14歳を養女にして3年という設定でスタート。居酒屋のぜんやと鶯の春告堂は隣り合わせ。俵屋の手代熊吉18歳とお花の仲がこれから深まっていきそうな気配が。
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「居酒屋ぜんや」の新シリーズ始まる。
前作から五年後の設定で、母親に捨てられてお妙たちが預かっていたお花も14歳になった。
やはりお妙たちが目をかけていた子供、熊吉は18歳。
今度はこの若者たちの視点でお話が進むことになる。
爽やかに、若々しく再出発。
この先の進む道に、希望と悩み。恋も・・・あるのかな?
『菫の香』
お花は、只次郎・お妙夫婦の正式な養女となっているが、いまだにお妙を「おっかさん」と呼ぶことができない。
実母のお槇はお花のトラウマである。
お妙もお花も、心から相手を大切に思っているのに遠慮しあってギクシャクするのが切ない。
『酒の薬』
熊吉は、奉公する薬種問屋・俵屋で、若くして手代に出世した。当然、妬まれる。
『枸杞の葉』
お妙に子ができたら、自分はもう要らなくなるのでは?と悩むお花。
おえんの実の子である、おかやの気楽さ、図々しさが気に障る。
『烏柄杓』
俵屋はお妙の父が作っていた薬・龍気養生丹を復活させて商売しようと考えた。
熊吉は、俵屋から目をかけられていることは分かっているが、それは養女として大切にされているお花とは違う、自分の立場に悩んでいる。
『夏土用』
お花が只次郎に拾われたのは、「大暑(二十四節気)」の日だったと思い出す。
只次郎が、どうしてもお妙のうなぎ料理が食べたいと言い出して、常連の旦那衆に声をかけて「鰻づくし」の会を開くことになった。
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お花を大切に思うからこそ、無理に居酒屋の仕事を押し付けたくないお妙の気持ちは、もしかしたら血がつながらないからこそできる配慮なのかも。
お妙の料理はどれも美味しそうなのでいちいち触れないけれど、鰻づくしは悶絶である。
食えない、どこか怖いところのある俵屋の旦那は、とても魅力的。
おえんの娘・おかやは、まだ7歳ながら頭の中は男と女のことでいっぱいなのが母親そっくり。
そして、升川屋はまたやらかした!一方、息子の千寿は8歳で出来たイケメンに成長。
お妙(35歳)と只次郎(29歳)が、見守る立場の大人となり、若者たちの目を通して描かれるというのも新鮮なもの。
魅力的なキャラクターたちを、ずっと見守っていきたい。
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居酒屋ぜんや、新装開店。
新しいシリーズが始まります。
今度はお花が主人公?
お花、只次郎とお妙。
薬問屋「俵屋」の小僧の熊吉は十八歳になり、手代へと昇進。
蕗の薹の芥子和え、タラの芽の天麩羅、ホクホク枸杞飯、ふわふわの鰻づくし。
若い二人の成長が描かれます。
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図書館で借りたもの。
養い子のお花は、引き取ってくれたお妙と只次郎の役に立ちたいと願う。一方、かつてお妙と只次郎の世話になった薬問屋の小僧・熊吉は手代へと昇進していて…。若い2人の成長を瑞々しく描く人情時代小説。
シリーズ1作目。
居酒屋ぜんやの新シリーズ!
『只次郎・お妙夫婦』という字面がもうね!仲睦まじい2人が見れて嬉しい!
お花は14歳、熊吉は18歳に。熊吉なんて身の丈六尺(約180cm)!立派になって…。
お花と熊吉に世代交代はしたけれど、お妙さんの美味しそうな料理は変わらずで、読んでてお腹がすく。
続きが楽しみなシリーズです。
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いつの間にか、小説の中で時が経っていたんですね。
なにせ頼りない頃の只さんを知っているので、感無量。
幸せに家族3人で暮らしてね、と願うばかりです。