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2巻で匂わされていた宇佐美と酉市の過去についてがっつり触れていく3巻。宇佐美が愛に飢えた変態ド淫乱教師になったのは確かに酉市がきっかけなのだが、宇佐美の持つ出会う者皆狂わす性質(初恋泥棒なんて生易しいものではなく完全に魔性)に常人(酉市はその上身体も弱いし)が耐えられないのでは、、、
宇佐美、世が世なら一国を滅ぼせる男、、、
酉市が恐怖をおぼえて逃げ出すほどの宇佐美の激重執着はこの時点では無自覚なわけで、双子と会ったときには明確に「今度は逃げられないように」という意思を持っているので余計に質が悪いのだが、双子は双子で宇佐美に対する執着が異常なのでバランスが取れてるっていう、、、
双子の過去も描かれているのだが、不器用で傷付きやすい瑠璃のことをちゃんと受け止めてあげる翠がいい子すぎる、、、タマネギが食えなくても許しちゃうだろこんなの、、、
「自分に嘘をつかないでよ」のとこ、良すぎて部屋「んぎゃあ!尊い!!」で叫びながら枕殴っちゃったよね(行き場のないクソデカ感情)
あと、翠が酉市殴るシーンが好きすぎる、、、
いっつもニコニコヘラヘラしてる翠さまにこんな激怒り表情させるのあまりにもヤバすぎる。ありがとうございます、、、
双子のお互い全然性格違うのに境界が溶け合ってしまっているような関係性が本当によくて一生仲良しでいてくれ(2回目)になった。
なんとなく、瑠璃のほうが宇佐美に対する感情が重めな気がするんだが翠はお兄ちゃん大好きだし、この微妙なパワーバランスが今後崩れることがあったら耐えられん、、、
にしても、この3巻のラブラブ両思いエンドから今後どう展開していくのか全く想像がつかない。
ほのぼのドスケベ同棲日常編が始まるのか、3巻で回収しきれなかったエピソードを拾っていくのか、はたまた新たな波乱があるのか、、、? 怖い!!